中学受験で見る教育の変容

時代が移るにつれて、教育の性質が変わってきているのは言うまでもありません。詰め込み教育の反省から、個性を養うという理由で、ゆとり教育が導入されたのは記憶に新しいでしょう。

そして、ゆとり教育では学力低下が抑えられないとの理由で、削減した指導要領を再度増やしたと、教育制度は未だに迷走状態が続いています。中学受験をする生徒は、学力低下が叫ばれる昨今でもトップレベルで争そわれる世界で学習を積んできました。

毎年、中学受験で採用される問題はシフトチェンジをして、傾向を変えてきています。ここ最近の傾向として、発想力を問う問題が増えてきていると見られます。

例えば、日本一高い山は何処かという問いに対しては、富士山という答えが出てきます。中学受験をする生徒であれば、皆答えられる問題ですが、問いを変えてみると瞬く間に難易度が上がります。

静岡県と山梨県の両方に隣接して浅間山より高い山は何という問いに対して、やはり富士山となりますが、文章が変わったことで幾分か問題の質が難しくなっています。

お決まりの、世間では周知の事実となっている視点ではなく、別視点でのアプローチによって発想力を試すのが、中学受験の問題で定番となってきています。